夫婦間で「前に言ったのに・・・」とか、「なんで教えてくれないの?」といった言葉で喧嘩になった方はいませんか?
上記のグラフはゲンナイ製薬株式会社の2018年に行われた「夫婦げんかに関するアンケート調査」から抜粋したものです。赤枠の箇所を見ていただくとわかるように夫も妻も「連絡がない、遅い」「伝えてある内容を忘れる」といったことが喧嘩の原因の2位と3位です。我が家もまさにこのアンケート調査に該当するような喧嘩が昨年の今頃は多かったように思います。
我が家は昨年に第1子が生まれ生活が大きく変わりました。子供が生まれる前は、お互いが各々やりたいことをやり、必要に応じて一緒に何かに取り組むというスタンスでした。つまり『個を優先』して、『必要に応じて夫婦で共同』するでした。しかし、子供が生まれてからはそれが逆転し、子供のために一緒に取り組むことを中心に、空いた時間で各々がやりたいことをやるという生活になりました。そのため、夫婦で予定を共有することや、買うものを一緒に考えたり、お金の管理を共有する必要があったりと、共有すべきことが増えました。最初はうまくいきませんでしたが情報共有のやり方を工夫したことで、今は比較的にうまくやれていると思うので、今回はその情報共有でおすすめの方法を紹介したいと思います。
- 夫婦間の情報共有
- 夫婦間のスケジュール共有
- 夫婦間のお金の管理
- 夫婦間の写真を共有
- 子供の記録を共有
情報の共有は『Slack』を使う
情報共有はこのSlackというアプリを使っています。
お互い仕事でもこのツールを使っていたこともあり、利用ハードルは高くありませんでした。Slackにはチャンネルと呼ばれるテーマに応じたスペースを作ることができます。これが私達夫婦にはこれを活用して情報共有をしています。
チャンネルの便利な使い方
子育てが始まると、子供の学資保険や保育園、月齢に応じたアイテムの購入等など考えることが増えます。それをLINEを使ってコミュニケーションを取っていると、情報が埋もれてしまいがちです。(もちろんLineもグループなどを上手く使えばよいのかもしれませんが、私達夫婦には合いませんでした。) そのため、私達は考えること別にチャンネルを作ってコミュニケーションを取るようにしました。 具体的に作ったチャンネルは以下です。
01_気になること | 気になったことを書くチャンネルです。(何でも有りです)このチャンネルから派生して他のチャンネルを作ってもいます。 |
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02_学資保険 | 学資保険を考える際に、お互いで調べた内容やサイト(URL)を共有するようにしました。 |
03_お金のこと | 特にお金関する気になることはこのチャンネルを使っています。子供の教育資金は夫婦お互いの収入から出しているのですが、時間が経つと出したかどうかを忘れてしまうため、このチャンネルにお金を出したかどうかをメモして共有しています |
04_銀行口座 | 子供の銀行口座を考える際に、お互いで調べた内容やサイト(URL)を共有するようにしました。 |
05_保育園 | 子供の保育園について調べたことや、保育園に通い出したからは、保育園からの連絡事項をここで共有するためのチャンネルとして使っています。 |
06_買いたいもの | 買いたいものがあったら、ここにメモとして残すようにしました。ストック品が無くなった場合も、このチャンネルに書いて、購入した際に追記するようにしています。買い忘れや、お互いが同じものを買ってしまうということを少なくしています。 |
時間の共有は『TimeTree』を使う
スケジュールはこのTimeTreeアプリを使っています。
子供の予防注射の日や通院や美容院、会社への出社予定などをこのアプリで共有することで、家族のスケジュールを把握するようにしています。これで、予定をブッキングしてしまうことが減り、必要に応じてお互い相談して予定を組むようになりました。
お金の共有は『OsidOri』を使う
お金の管理はこのOsidOriアプリを使っています。
このアプリを選んだ理由
世の中に家計簿アプリはたくさんありますが、このアプリにした理由は以下です
- ユーザーIDは夫婦でそれぞれ個別に持つことができる
- 共有する口座やカード情報と個人で管理したい口座を自分で選んで管理することができる
- できるだけ手入力の手間をなくしたい
結婚後、私達は費目別に支出を分担していましたが、それ以外の収入や費目以外で何に使っているかはお互いに関与していませんでした。ただ、子供が生まれてからは今までよりももう少しお互いの収入やその他費用を把握して、子供のためのお金の支出や貯蓄を考える必要がでてきました。
といっても、全部を共有するのは抵抗があったため、共有するものと、そうでないものを選べるアプリとしてこのアプリは最適でした。これで夫婦間のお金のキャッシュフローが管理しやすくなり、支出を共有できたことで、どっちが多くお金を出しているか、そういうケチな言い合いがなくなりましたw
写真の共有は『みてね』を使う
遠く離れた祖母との写真共有はこのみてねアプリを使っています。
このアプリは夫婦間というよりも、私達の親と子供の写真を共有するために使っています。我が家はSynologyのNASを使っており、スマホで撮った写真は自動的にNASの夫婦ともに見れる場所にバックアップされる設定にしています。
今はコロナ禍ということもあり、すぐに実家に帰省することもできず、孫の顔を見せることがなかなかできません。そのため、このアプリを使って撮った写真をアップロードし夫婦・妻の親・私の親と共有するようにしています。アップロードすると自動的に月毎に写真を振り分けてくれるので、子供の写真を見ながら成長を感じることができます。
子供の成長共有は『ぴよログ』を使う
子供の日々の記録はこのぴよログアプリを使っていました。
子供が1歳になり保育園に通いだしてからは、日中帯の記録が取れなくなり使わなくなりましたが、それまでの間は重宝をしました。0歳から1歳の間は、いつ寝るのか、いつミルクをどのくらいの量あげるのかなど、月ごとにが変わってきます。妻の負担を考えると毎日聞くこともできないので、私はこのアプリでいつ上げたらいいのか?どれくらいをあげるのか?を確認していました。1日の終りに子供の食事量や睡眠時間、排便などを見て振り返りを夫婦で会話していました。また、日記を写真付きでつけられるので、毎日のこどもの写真を取って、コメントを残すようにしていました。どちらかが家を空けていたとしても、子供の状況を夫婦で毎日共有できたことで、大変な子育てを楽しみながら見守れたと思います。
まとめ
共有事項をこれまで口頭での会話で済ましていた夫婦が、子供の誕生をきっかけにツールを導入した情報共有に切り替えました。ただ、複雑なことはしておらず、お互いのスマホやPCで簡単やれること考えてツールを選定しました。結果、今回紹介した方法で、夫婦間の情報共有は今はうまくいっていると思います。ただ、今後家庭環境や子供の成長などに応じて変化していくのだろうと思います。その時はまた、こういった形でご紹介できたらと思います。ちなみに今回紹介したアプリやすべてiPhone、Androidどちらも対応をしているアプリです。使う環境を選ばないというのも大事なことです。
読んでいただいた方で、我が家はこうしてる!のような意見があればコメントいただけたらと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。